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磯村 みのり

映像クリエイター

東京学芸大学に入学し国語を専攻にするも、途中で日本語教育コースに選択を変更。両親の事情で日本に住む外国籍の児童に対する教授法を学び、教師に求められる真の力のようなものにうっすらと気づき始めるも、自分は到底教師になれる器ではないと逃亡。従来頭の中を表出することが好きだったこともあり、クリエイティブ系の会社で勤務しているが、ひょんなことからNIJINと出会い、また教育の道へ歩みを進めることになる。

NIJINに入る前のわたし

私は教育の学府、東京学芸大学を卒業しましたが、取得した小中高の教員免許をひたすらに持て余していました。大学在学中から自分は教員にはならないという感覚があったのを覚えています。教員を志す人間が集まる大学にすら、むしろ、そんな大学だからなのか、教員になることへの漠然とした不安が漂っており、教育を良くしたいという気持ちを抱いていても、「学校」という場所ではそれが叶わないのではないか、そんなことを学生ながらに考えていました。しかし、それは言い訳でしかなく、本当は山積する問題に対して、新たに湧き上がる難題に対して、そして日本の未来を担う子どもの将来に対して、責任を持ちたくないという教育からの「逃走」を図ったに過ぎないということは、自分自身が一番よくわかっていました。



そんな私がNIJINに参画した理由

お恥ずかしながら、求人を見て「自分しかいない」と感じたのが最初のきっかけです。教員免許を持っており、動画編集ができる人材なんてそうそういないと考えたからです。誤解のないように言いますが、もちろんNIJINに集まっている人々は何かしら「教育を変えたい」というアツい想いをもって集まっておりますので、私は例外と言えるでしょう。しかし、NIJINの多くのメンバーと関わっていくうちに、自分もその熱にあてられるように「本気」になっているように思います。NIJINの雰囲気は「部活」のような感じです。体育会系というわけではありません。ただひたすらに強くなりたい、上手くなりたいと思っていたあの頃と同じように、ただひたすらにより良い形にしたいという集合体だと思っています。



NIJINで実現したい未来

私はNIJINで主にYoutubeディレクション、SNS、PV作成など、映像を中心とした広報の部分を担っています。今後はより認知を拡大し、教育に携わるすべての人が、悩んだときに「NIJIN」があるという状態にしていきたいと思います。なかなか壮大な話ではありますが、この会社を通じて出会った教育に携わる方々の熱に突き動かされ、簡単には止まれなくなってしまいました。

私には「教育がどうあるべきなのか」という問いに明確に答えらえるような信条はまだありませんが、教育への向き合い方は確実に変化しているように感じます。



"わたし"から"あなた"へ

私と同じように一度は教育者の道を志したものの、漠然とした不安感や絶望感に気圧され、その道をそれていった方は多いのではないかと思います。しかし、案外世の中には教育に接続する様々な方法があります。自分の仕事もその1つだと思っています。なんだかちょっと肩の荷が軽くなったなという方はぜひ、私たちの活動に参加してみてください。

磯村 みのり
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