授業てらす
黒瀬 貴広(TAKA)
日本全国の教師や子どものために貢献したい! 公立小の現役教員が挑む授業改善&学び方改革
1.自己紹介をお願いします
授業てらすのTAKAです。
普段は公立小学校の教員として働いています。
私は、大学時代に国語教育に魅了され、そのままストレートで大学院まで進学しました。
そこでは、高校までの授業では体感することができないような知の世界に触れることができました。
だからこそ、私は小学校の教員になってから、「研究と実践をつなげられる教師になりたい」という一心でした。
何より、大学院まで学んだことを実践できることにワクワクしていました。
ところが、いざ学校で働きはじめると現場は多忙で、教師が授業について本気で語り、学び合う機会などほとんどありませんでした。
隣のクラスがどんな授業をしているのかもよくわからない状態です。
「教師の仕事の中心を授業に置き、生きがいを持って働くことできるような学校づくりはできないだろうか」という問題意識を持っていた中でNIJINに出会いました。
教師たちが本気で授業研究する場を目指して、日々授業てらすで活動をしています。
2.星野起業塾に入ろうと思ったきっかけは何ですか
私が星野起業塾に入塾した理由は、二つあります。
一つ目は自分に見えていない世界を知りたかったからです。
普段、現場で働いていると、学校の外の社会の様子は見えてきません。
自分が常識だと思っているフレームで子どもを指導してしまいます。
しかし、そうした教師のフレームによって、子どもたちの可能性は摘み取られているように感じます。
自分の固定観念に固執するのではなく、もっと広い世界から教育について考えられるような人間になりたい。
そんな想いから星野起業塾にチャレンジしました。
二つ目は、日本全国の教師や子どものために貢献できるような人間に成長したかったからです。
私が日々の実践をどんなに積み重ねても、変えられるのは自分の所属する学校の子どもたちだけです。
しかし、現在学校現場が抱えている問題は、私一人の個人の力ではどうすることもできません。
だからこそ、教育の仕組みを構造的に転換し、全国の教室をHAPPYにするという理念を掲げる星野達郎さんから直接指導を受けたいと考えるようになりました。
この国の教育を変え、子どもも教師も希望を持てるような学校をつくりたいという想いを持って日々学んでいます。
3.挑戦している事業について教えてください
授業てらすは全国約500名の小中学校の教員が学ぶオンライン研修プラットフォームです。
校内や自治体の研修では、スタンダード化された一律の授業形態を学ぶことが多いです。
また、年功序列の意識が強い学校現場では、やる気を持って日々授業研鑽を積んでいる若手の教員であっても、なかなか自分の考えていることを本音で語ることが難しい状況にあります。
しかし、授業てらすでは、全国で活躍する小学校教員の授業動画をオンラインで視聴することができます。
また、サロン内では、ニックネームを使い、年齢や経験年数による区分けを一切なくしています。
研修中も、オンラインで自分の考えを自由に発信したり、全国の優れた教師たちからたくさんの指導技術を学んだりすることができるのです。
サロン内ではアーカイブも無料で視聴することができるため、育児や家事で忙しい先生でもいつでも学ぶことができます。
さらに、授業てらすのイベントには基本的に無料で参加できるので、たとえ地方に住む先生でも、オンラインでどこからでも学ぶことができます。
人間、時間、空間に左右されない研修環境が授業てらすにはあります。
4.星野起業塾では、実際にどのようなことをやっていくのですか
星野起業塾では、主に授業てらす内の企画を活性化させ、教師たちが学ぶための環境づくりに向けたノウハウを学んでいます。
それは、型にはまった企画ではありません。これまでの学校現場では実現できなかったようなワクワクするような創造的なイベントづくりです。
例えば、全国のサロンメンバー同士で、互いの授業動画を見合い、語り合う企画などがあります。
教師の固定観念に囚われることなく、本気で授業について語り合えるような環境づくりをどのようにしていけばよいか。
授業に困っている先生を救うためには、どんな企画があったらよいだろうか。
こうした問題意識を持って、毎週月曜日の夜に星野起業塾で企画の提案を行ったり、サロンの現状に対するアドバイスをもらったりしています。
5.成長したこと、学びになったことは何ですか
一番最初に強く実感したのは、自分の教室の子どもたちの姿が変わったということです。
一見すると、サロンの運営というのは学校の子どもたちの指導には直結しないように思います。
しかし、星野起業塾でサロンの運営の在り方を学ぶことで、学校現場が抱えている問題を構造的に捉えられるようになりました。
また、全国で活躍する教師たちと直接やり取りをする中で、優れた授業実践に触れる機会が圧倒的に増えました。
星野起業塾が私の教師としての力量を高めてくれていることを強く実感しています。
そして何より、入塾したことによって、広く教育問題について考え、教師たちの学びの環境を仕組みから変えていくための哲学を得られるようになりました。
学校現場の多忙化、指導が困難な子ども、保護者とのトラブル。このような問題が個人の問題ではなく、学校現場の仕組みにあると捉え、そこにアプローチするための手立てを星野起業塾では学ぶことができています。
これは、たとえ学校で何十年働いていたとしても学ぶことができないでしょう。
ワクワクする学びが星野起業塾にはあります。
6.苦しかったことをどのように乗り越え、成長していきましたか
もちろん、星野起業塾で学んでいる中で、困難にぶつかることもあります。
オンラインサロンを運営するということは、通常の公立小中学校で勤務している限り、まずありません。
明治時代から始まった学校教育の中で、そのような経験をした人間はまず一人もいないでしょう。
前例がないだけに、暗闇の中を手探りで歩いているような気持ちです。
しかし、星野起業塾では、そんな私に対しても熱く、厚く、サポートをしてくれます。
そして、「前例がないからこそこれまでにはない可能性がある」というマインドを手に入れることができるようになりました。
そのマインドがあるからこそ、今日も前を向いて、歩き続けることができています。
7.星野起業塾を検討している方向けに一言お願いします
人は誰もが、「自分を成長させたい。この社会のために役立ちたい」と思っています。
しかし、人は同時に変化を嫌い、自らにブレーキをかけます。
変化には必ず不安や苦しみを伴うからです。
あなたはその不安や苦しみを逃れるため、無数の要素から合理化して、現状に留まることもできます。
でも、本当はあなたはそれを望んでなどいません。
挑戦しようとしているからこそ、今、あなたはここまで私の文章を読んでくださっているはずだからです。
断言します。星野起業塾に入ることで、あなたはこれまでの自分と決別し、自分を成長させることができます。
新たな教育の在り方で、この国の教育を変える瞬間に立ち会うことができます。
チャンスは今あなたの目の前に広がっているのです。
新たな一歩を星野起業塾から踏み出しませんか?
そうした想いがあなたの人生、そしてこの国を照らすと確信しています。