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「先生」という、
境界をこえよう。
―先生を社会へ、教えるをもっと自由に。
誰もが"先生"になれ、
先生が"何者"にもなれる社会をつくる。
境界をこえた先に、
新しい「先生」のかたちがある。
諦めたくない。
私は、ずっと先生になりたかった。
通信制大学で免許を取り、支援員をしながら必死に教採の勉強をした。
教育が好きで、子どもたちの可能性を広げたくて。
夢を叶えて教壇に立ったとき、胸はいっぱいだった。
だけど現実は違った。
若手に裁量はなく、効率の悪さに振り回される毎日。
「この働き方を一生続けるのは無理だ」
そう悟ったのは教員1年目だった。
それでも諦めたくなくて、学校の中で改善を提案し続けた。
けれど大きな仕組みは変わらない。
3年目、「学校を変えられないなら外から変えよう。」と
転職を決意して動き出し、気付く。
学校での挑戦は社会では評価されず、
ビジネス経験ゼロの私はいいなと思う求人にすら応募できない。
自分の無力さを知った。
それでも――
「先生の働き方を変えたい、もっと魅力ある職場にしたい」
その想いだけは捨てられなかった。
未経験のままフリーランスに挑戦し、
広報も営業も企画も事務も、とにかく必死にやった。
結果、1年で10以上の職種を経験し、100社以上の企業と出会い、
今は新規事業の責任者として挑戦している。
自分のキャリアは、自分で拓ける。
私はその証明になりたい。
そして今度は、自分だけじゃない。
先生から民間へ、民間から先生へ――
誰もが"先生"になれ、先生が"何者"にもなれる社会をつくるために。