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樋口万太郎先生執筆! イベント「教壇に立つ20代のあなたに伝えたいこと」を振り返って



 「教壇に立つ20代のあなたに伝えたいこと」をテーマに登壇しました樋口万太郎です。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。今回、このセミナーに登壇したときの私の気持ちについて書いていきます。


1.何を話をしていいのかわからない


 今回のセミナーのテーマは、拙著のタイトルから引用されているものです。実はその書籍を執筆していたときと、セミナーで話す内容を考えているときには同じ悩みをもっていたのです。

 それは、

20代の先生方に私は何を伝えたらいいのだろうか・・・

ということです。

 「え!?」「それをテーマに執筆しているのでは!?」「それをわかってセミナーを引き受けたのでは!?」といったみなさんの声が聞こえてきそうです。

 20代の先生方には、伝えたいことは、多くあります。多くあるなかから、どれを選択して伝えたらいいのか・・・ということを悩んでいたのです。もう私は40代です。20代は10年以上に終わってしまった、20代が過去系の人なのです。20代を現在進行形で生きていないからこそ、20代の先生方の悩みをすべて共感できなかったりします。そこでの葛藤がありました。

  私が20代のとき、たくさん先輩からアドバイスをもらいました。私は周りがみえていない先生でした。今思えば、先輩からのアドバイスはとてもありがたいものでした。そういったアドバイスがなかったら、今の私はいなかったと言っても過言ではありません。

 しかし、その当時、ときには先輩からのアドバイスや話が

小言のように聞こえたり、自慢話・説教話のように

聞こえたりしており、嫌悪感を抱いていたことがありました。

 私もいつの間にか40代になりました。当時アドバイスをしてくれた先輩の年代になりました。そんな40代の私が20代に伝えると何か自慢話にならないか、説教のようにならないのかというもう一つの葛藤をしていたのです。きっとすべてを共感することができるといった意識だときっと自慢話や説教話のようになるのかもしれませんね。


2 あなたと私は同じではない


 私たちの年代と今の20代の子達ではやはり異なることがあります。私が20代のときと今の20代も取り巻く環境が異なります。

 私が教師になった頃、YouTubeもありませんでした、Netflixもありませんでした、TIktokもありませんでした、サブスクの音楽配信もありませんでした。20代のとき、私は土日になると最新曲のCDを借りによくTSUTAYAへ行っていたものです。借りたCDの音源をiPodに入れ、聞いていました。

 最近のランキングは数年前に発売された曲でもランキングに入っています。私が20代の頃は基本的には最近発売されたCDがランキング入りをしていました。サブスクによって、たくさんの曲を持ち運ぶことができるため、このようなことが起こるのでしょう。より音楽とつながっている状態なのでしょう。売り上げランキングという一面だけをみても、20代の頃とは異なることがわかります。

 今の20代の子達はSNSとつながっています。教育実践をSNSで集めてくる世代です。それが善いとか悪いとか、そういう話ではありません。そういう時代なのです。

 ぼくたちの世代はもっぱら本や実際に学習会に参加したりして、教育実践を集めていました。より多くの情報を集めることができることはある意味うらやましいことでもあります。本を開くまで、本を読み進めていくまで、学習会に参加して話を聞くまで、教育実践を集めるまでに「時間」が生じていました。「余白の時間」があったのです。しかし、今はSNSでたくさんの教育実践が集めることができるほど、流れてきます。集めるための「時間」が以前ほど必要無くなったともいえます。多くの情報が集まってしまい、常に様々な教育実践つながっている状態なのでしょう。そんな状態によって、余白の時間がない「忙しい状態」になってしまっているのかもしれません。


3 だからこそ伝えたい2つのこと


 以上のような葛藤、思いから 

 1つ目、「誰もがそれぞれの経験を積んでいる」

 2つ目、「経験→内省で終わるな、経験→内省→教訓→実践のサイクルをまわせ」

という2つのことを伝えたいと考えました。

 二つ目の話はコルブ氏の「経験学習」について話をしました。

 米国ロミンガー社の調査では「成人における学習に大きく影響を与える要素は?」として、以下のような結果を出しています。大きく影響を与えるのは「経験」なのです。












 新たな実践に取り組むとき、常にうまくいくとは限りません。うまくいかないことの方が多いことでしょう。

 そのうまくいかなかったときに、「あぁ、うまくいかなかったな」と内省して、左図のように終わりにしてしまう場合が多いように思います。それではもったいないのです。力がつかないのです。

 そうではなく、うまくいったときには「なぜうまくいったのか」、「うまくいかなかったときにはなぜうまくいかなかったのか」と内省し、教訓を見出し、それを実践に活かしていくということを右図のように何度も何度も繰り返して取り組んで欲しいと願っているのです。











     





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