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「誰ひとり取り残さない学校」ー未来をつくる先生へー

「誰ひとり取り残さない学校」ー未来をつくる先生へー

この会では、公立学校におけるSDGs実践「誰ひとり取り残さない学校」について、
横浜市立山内小学校 佐藤正淳先生からの実践共有と情報交換を行います。

・子どもの居場所づくり「校内フリースクール」の実現について
 「子どもたちの未来を公立学校がどう整えていけるのか。」

・「タブー?」と言われた障がい者と子どもたちとの出会わせ方について
 「障がいを決めるのは、子ども。苦手、できないと思ったことが障がい。」

・子どもたちが稼いだお金から見えた「世の中の縮図」について
 「授業で稼いだお金で子どもたちの夢を叶えていく。」


2030年に向けて17のゴールが定められた「SDGs」。
学習指導要領にも明記されています。

しかし、実践するには、ハードルが高いと感じている先生。
授業をすることに苦手意識がある先生。
他にやることがたくさんあるなかで、なかなか学ぶ機会がない先生。
そんな先生たちの声からできた企画の第2弾が今回の実践発表&情報交換会です。


今回の講師は、全国各地から視察の絶えない横浜市立山内小学校校長の佐藤正淳先生です。
「誰ひとり取り残さない学校」を合い言葉に、学校、地域、企業とも連携し、様々な実践を重ねておられます。

実際の授業実践や実践する際の解決すべき課題やその方法を紹介しながら、
公立学校でも無理なくできるSDGs実践についての情報を得られる内容になっています。
 

 

受講者の声

・佐藤先生の子どもたちに愛を感じました。愛のある先生がいるんだなと知りました

・目からうろこの実践がたくさんあり、今後の学校経営のビジョンとさせていただきます。

・意思あるところに道あり。成せばなる。と感じました。

・"山内小学校の実践にファイトをもらいました。何より佐藤先生の当たり前が、未開拓ゾーンに切り込んでいく姿に大いに刺激を受けました。形ではないのですね。

・佐藤先生最高です。話がすごい!そして温かい!!!ほんとこんなスーパー校長先生がいる学校があってよかった!

・校長先生も主催者のみなさんも、本当に熱くて、こんなに頑張っている先生たちがおられることに感激しました。私も自分で出来ることをやりたいです。

・本日は、貴重なお話ありがとうございました。一企業の人間として、拝聴させていただきました。私は普段ICT教育に関して、学校や先生方と関わる立場におります。「まずはやってみる」という部分でも抵抗感を感じることが多いのが教育現場だと感じており、それは企業との大きなギャップだと感じています。できない理由を考えるのではなく、まずはやってみてからトライアンドエラーで進めている佐藤校長先生の学校経営、講座の中でもおっしゃっていましたが、「社会の縮図」だと思います。いざ子どもたちが社会に出た時に、そのギャップに苦しむことが無いように、このような取り組みがもっと広がれば良いと思っています。

・本校の校内フリースクールの取り組みが、山内小とほぼ同じような形だったので、自信がもてました。誰一人取り残さない学校を作れるように頑張っていきたいと感じました。

・"動画の様子が温かく、終始ほっこりしました。また、LINEスタンプ等、実社会のお金の流れのなかに学校を参入させているところに、驚愕しました。

佐藤先生のはじめのプロフィールに動画制作が得意というような言葉を見つけました。個人的に、動画編集の仕方がすばらしく感じました。"

・"いち保護者として、学校と積極的に連携して、協力するスタンスを示しているにも関わらず、保護者(スキル)の活用をしようとしない学校の将来を子供たちのために何とか変えていきたいと考えています。

・今年度、来年度PTA本部役員をしますので、この2年間の間に山内小学校に視察に行けるよう働きかけていけたらと思います。

・また、ご相談させていただくこともあるかと思いますが、その際には、どうぞ宜しくお願いいたします。

・私が思い描いている構想は間違ってはいないんだ、と自信になりました。

・「誰も取り残さない」はSDGsが生まれる前から普遍的な考えであったはずなのに、現在はことさら「SDGsが言っているから」が前に出過ぎているような気がしていました。困っている人がいたら力になる、という当たり前のことに気づかせていただきました。ありがとうございます!

・"今うちの中学はコロナで保健室登校も禁止されているそうです。

・学校に来たんだから教室に来いと言われている子や、教室に居られないなら帰れと言われている子、身だしなみが守れないなら学校に来るなと言われてる子、そういう我が子の友達を見かけたりしていました。学校に変わってほしいです。乱暴に子供を扱わないでほしいです。"

・佐藤校長先生と山内小学校の先生方の取組、埼玉県でも関係者にお伝えしたいきたいと思っています。一点、不登校児童生徒増加の背景に、規律重視(スタンダード化)の弊害があると感じていますが、山内小学校もかなり細かい「きまり」があるようです。この「きまり」とフリースクール等の取組の関係性がどうなっているのか、少し気になりました。

・小学校と中学校との受け渡しの面で課題があることが分かりました。それを解決するには、小中の両方を管轄する組織(教育委員会や自治体)のリーダーシップが必要だと分かりました。

・「安住の地であり永住の地ではない」というのが、自分のもやもやしていた疑問に少しフィットしたように思います。自己選択・自己決定というキーワードも、大切にしたいと思いました。自分の感覚で動くこと、自分の感覚を信じること、行動に責任を持つことなど、幼い頃からの家庭環境などの要因もありそのようなことを実行するのが難しく、成長する中でも獲得できていない状態を大学教育の現場で実感しています。

・社会に出るために、学校へ復帰するために決まったことに沿って生活することの練習をさせてとこれまで言われてきていて、自分はそれは生きる自信につながらないと思ってきました。今日の話を聴いて、自己選択、自己決定の必要性をこれまでは主張できずにいましたが、重要であると確信に変わりました。来年度に向けて、子どものために主張していきたいと思います。具体的な取り組みもとても勉強になりました。ありがとうございました。

・"校内フリースクールの実現ができたら、たくさんの子が救われると感じました。私は保育所等訪問支援を行う事業所の心理士なので、学校にとっては「部外者」です。「部外者」が入ることですら、抵抗が強い学校組織に対して、今回のお話を伝えるのは難しいと思います。それでも、どこかで伝えることができればと思いました。

・最後のお話であった「安住の地であるけど永住の地ではない」ということが、私の中ではとても印象的でした。発達障害の支援をしていく中で、「特別支援」が「特別扱い」になってしまうことが多いと感じているからです。安心して過ごすことができるようにするための支援と、社会につなげていくことができる支援の両方を行っていく必要があると感じています。佐藤先生の言葉が、まさにこれまで感じていたことだったので印象に残りました。

・毎日、子どもたちと向き合っている先生方の思いや置かれた状況等あると思います。それでも、先生にも子どもにもハッピーなやり方があること、それを提案できる心理士にならなけれはいけないと感じました。

・貴重なお話をありがとうございました。"

・"学校外に様々なフリースクールができていることはとてもいいことと思っておりますが、親が学校から外れることに対する抵抗を強く持っている場合は当然多く、そのような場合子どもは板挟みになり学校に行かなければならない、という呪縛にいつまでも囚われ、子どもの精神状態は苦しいままになってしまいます。

・校内フリースクールの取り組みがどの学校にも浸透していくことで、子どもの不安とそれを支える親の不安や生活(仕事)を守ることにつながると実感しました。

・私自身も子どもの不登校で仕事を辞めることとなり、精神的にも一時的に辛くなった経験があります。不登校は、個々の子どもに合ったオルタナティブ教育を選ぶことができる社会システムを構築していくことと、公教育の校内フリースクールなどに改善することで解決していくことができると思いましたので、浸透し子どもの学びを確保していける世の中なっててほしいと願っております。

・本日は貴重なお話を聞かせていただき、誠にありがとうございました。"

・"今悩みを抱えている学校現場と実践者である佐藤先生のチームでは、ステージが違うのだなと思いました。あと、みんなの学校の木村先生、元桜丘中学の西郷先生、麹町中学校の工藤先生と、佐藤先生の共通点は、なによりも子どものために校長という立場や権限を使って、最大限取り組まれていて、校長先生がそこまでできるのだとびっくりしました。

最後の方の話にありました、他の子が羨ましがるや、他の子の手前特別にはできないなどは、まず教員が口にしてしまいます。多分前提には目の前の子供を信じてあげられていないのだと思います。(先生たちは自分の発言の意味や届き先に無自覚なことが多いような気がします)

・合理的配慮=甘やかすを変えていかないと、特別支援教育、不登校支援、むしろ通常の学級運営すら危ぶまれると危機感を感じています。

・山内小の実践が当たり前のベースになることを願ってやみません。そのための外側からのアプローチと協力体制を腐らずやっていきたいとおもいます。ありがとうございました。"

・"佐藤先生、そして主催くださった皆様方、本当にありがとうございました。

・今回の企画で、初めて「戦う職員室」を知り、今後も講演を拝聴させて頂けたらと思っております。

・佐藤先生のお話、全て感銘しながら、また考える機会を頂きながら、拝聴させて頂きました。

・特に、「かたるべ会」の清掃は、私の本職とも関わるため、他人事ではなく、有難く活力を頂けたご報告でした。

・私は、精神障がい者の通所事業所に勤めております。精神障がいに関して、近年の事件もあり、一般の方々へ誤解なく理解して頂けたら、そして少々特性がありながらも地域の中で生活しやすく、働きやすくなればと、事業所で様々な活動をしております。

・正に、実際に、接して一緒に活動して頂く中で、感じ取ってくださる事が一番です。どんなに机上で道徳的に学んだとしても、実際に、子どもが育っていく中で体験をしていなければ、表面上の理解でとどまり、”ちょっと違う人””近づきたくない人”となってしまいがちでしょう。本当に、佐藤先生の、「何が大切か?」という本筋を捉えながらの御実践の数々、感銘いたしす。

・本職の一方、0歳~未就学児の子育て支援活動もボランティアとして継続しております。ちょうど、私自身も子育て中ですから、非常に、現在の子育て事情を肌で感じております。

核家族世帯が増えた都心、そしてこのコロナ禍、ここでは長文になりますので控えますが、子どもの育ちに変化が生じています。そんな子ども達が小学校へあがっていくのですから、小学校の現場、特に低学年は、学業以前に、子どもの生活力や身体能力を養うところからスタートされるのではないでしょうか?GIGAも始まり、コロナも重なり、委員会、事務作業、授業以外にも多くの業務が重なる中、先生方のご心労も重なるばかりではないかと拝察いたします。

・本職以前は、SSWとして勤務しておりました。近年、本当に、様々な事情の背景があるお子様が増えておられると思います。佐藤先生が仰り、実践されているような、地域との繋がり、子ども一人ひとりを取り残さない仕組み、その地域ならではのやり方で広がっていくといいなと心から思います。

・願っているだけではと思い、地域の中で、そんな子どもの育ちを願う・考える方々が、集い対話する場を、同志の仲間と共に作り、定期的に開催しています。

・佐藤先生も仰っていた、”相互理解の『鍵』は日常に”

・正しく、同様な気持ちで、日常の中で、老若男女・障害の有無問わず、お互いに対話できる場、試行錯誤しながらですが、今後も諦めずに続けてみようと思いました。

・教育関係者ではありませんが、本日のご講演、非常に活力を頂きました。

・こうして実践を重ね、志を同じくして活動されておられる「戦う職員室」の皆さまに、感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。"

・今日はありがとうございました。大変勉強になりました。第二弾待ち遠しいです。学校経営に活かさせてもらいます

・目からウロコばかりでした。教育機関だから…と決めつけて取り組んでいなかったことを、実戦してあり、私自身ももっと経済や社会に目を向けて参考にしていきたいと思いました。また、兄に知的障がいがあり、山内小学校の取り組みは家族として本当に嬉しいです。「障がい」ではなく、「苦手」と考えると自然とフラットに向き合えると思いました。ぜひ、先生の研究会などありましたら、参加させていただきたいです。ありがとうございました!

・"普段学校現場との関わりが全く無い為、学校の生の空気感をビデオで観れたか事がとても新鮮でした。恥ずかしながら動画を観て、本当に小学校を通うのが大変な子供たちがいるのだなと実感しました。学校に通うことも大変で、社会に出て働く事も大変で、本当に我々は大変な環境の中で日々頑張って生きてるんだな、と思いました。"

・今置かれてる場の現実とのギャップが大きくて、しかも直接動けない立場は苦しかったです。でもどうにかしたいと言う思いはあります。行政職員の一部やかなり上の方とは意見が一致しているのですが、教育行政には壁がありすぎて、そこをどうすればいいかわからないです。

・熱い思いをもった校長先生がいらっしゃると、学校はこんなにも動けるんだと実感しました。

・"最後のスタッフ(教諭)からお話が出た、学校での時間の殆どは授業でありそこを調整するのが効果的にはそうは思えません。

・学校は教えるところであり、学ぶところに光が射していないように感じます。優れたパーツを持つエンジンも、たとえ少量のオイルが無ければその力は出せません。オイルを注すという影に光を与えることで学ぶ力が育まれる気がしています。"

・今の学校の状況がわかってよかった。素晴らしい取組です。今の仕事にたくさんのヒントいただきました。

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