授業てらすで芽吹く 若手のチカラ

授業てらす2期生のたいきさんに、「わかてらす」での学びについてお話を聞きました。
「わかてらす」
それは「授業てらす」に所属する若手教員が、自分の授業をよりよくすることで明日の日本の教育をよりよくしていきたいと本気で思い、本気で学ぶ場です。今回はわかてらすの取り組みと考えたことについて。授業てらす2期生、教員3年目のたいきがご紹介します。
課題:日常の中で、授業について若手同士で語り合えない
私が授業てらすのわかてらすの企画に参加したのは、日々働いている中でなかなか若手同士や同僚の先生方と授業について語り合う機会が少ないという課題意識からでした。授業を磨くには自分で見て、自分で反省する自分視点の磨きと他者に授業を見てもらい、改善していく他者視点の磨き、この二つが必要です。わかてらすではこの二つどちらも実現できます。また、月曜日の夜という時間に語り合えることで、これからの1週間を頑張ろうというモチベーションにも繋がっています。
忖度なしの授業についての意見交流
わかてらすでは、授業力の向上を目指して、授業について本気の意見交流がなされます。授業のここが良かった、ここが良くなかったと忖度なしで若手同士で語り合います。もちろん、どんな思いで、どんな意図で授業を準備したか、授業者の気持ちを汲み取ることは大切な事ですが、本気で語り合うことによって真の授業力向上に寄与できるという気がしています。
自分は一人じゃない
日々授業をしていると、本当にこの授業で大丈夫なのだろうか、子供たちに力をつけられているのだろうか、自分だけこんな下手な授業をしてるのに周りに置いて行かれていないだろうか、そんな不安に襲われるものです。でも、皆さんの授業を見ると必死に授業をしている、そんな姿が見られます。その姿を見ることによって、悩んでいるのは自分だけではない、自分は一人ではないと勇気づけられます。自分も負けていられないと鼓舞されます。
授業がしたくなる
授業は教員にとって、一丁目一番地で大切な仕事です。また、磨けば磨くほど輝くものだと信じています。会の終了後に毎回感じることは自分もみんなに授業を見てもらいたいという思いです。授業とは自分が力をつければつけるほど、子どもたちの反応が変わるものです。子どもたちのHAPPYを教室で実現するためには、授業を充実したものにしていく必要があります。私自身はまだまだ授業は未熟ですが、子どもを愛する気持ちは誰にも負けないと思います。明日の日本の教育を少しでも良くするべく、わかてらす、授業てらすでの学びを続けていきたいと思います。

授業てらす|全国の教室をHAPPYに
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